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不用品は寄付できる?リユースの方法と選び方、注意点をわかりやすく解説

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2026.08.24

この記事の要点(先に結論)

  • 不用品は「捨てる」前に、寄付・フリマアプリ・自治体のリユース制度など複数の選択肢を比較すると、ムダなく手放せる可能性があります
  • 寄付先や品目によって受け付け条件(汚れ・傷み・送料負担など)が大きく異なるため、送る前に必ず公式サイトで確認することが大切です
  • 坂戸市など、家具や学生服のリユースを自治体が後押ししている地域もあります
  • 個人がモノ(現物)を寄付しても、金銭寄付のような寄付金控除の対象にはならないのが一般的とされています

リユースとは?寄付・リサイクルとの違い

「リユース(再使用)」とは、一度使ったものを形を変えずにもう一度誰かに使ってもらうことを指します。環境省のリユースポータルでも、リユースは廃棄物の発生そのものを減らす取り組みとして紹介されており、資源を溶かして原料に戻す「リサイクル」とは区別されています。

不用品を手放す方法には、大きく分けて次の4つがあります。

  • 寄付:NPOや福祉施設、海外支援団体などに無償で譲る
  • フリマアプリ・ネットオークション:個人間で売買する
  • リユースショップ・出張買取:業者に買い取ってもらう
  • 自治体のリユース制度:市区町村が運営する引き取り・展示販売の仕組みを利用する

どれが正解ということはなく、「まだ使えるかどうか」「手間をかけられるか」「換金したいか」によって向き不向きが変わります。

不用品を寄付・リユースする4つの方法を比較

方法

主な流れ

費用の目安

向いているもの

寄付団体・NPOへの発送

団体の受け入れ条件を確認→梱包→発送

送料は自己負担になることが多い

衣類、タオル、文房具など

フリマアプリ・ネットオークション

出品→取引→発送

販売手数料がかかる場合がある(例:主要フリマアプリでは販売価格の10%程度が一般的)

状態の良い衣類・雑貨・家電など

リユースショップ・出張買取

査定→買取または引き取り

無料査定・出張費無料の業者もある

家具・家電・貴金属など幅広い品目

自治体のリユース制度

自治体の窓口や展示販売を利用

無料〜低額の場合が多い

家具、学生服など地域による

※フリマアプリの手数料率は各社が変更する可能性があるため、出品前に公式サイトの最新情報を確認してください。

寄付する前に確認したい注意点

古着や日用品を寄付団体に送る場合、多くの団体で共通して見られる条件があります。

  • シミ・汚れ・破損があるものは受け付けていない団体がほとんど
  • 下着・靴下は新品のみ受付、という団体も多い
  • 送料は依頼者側の負担になることが一般的で、着払いは拒否されるケースがある
  • 一度着用した衣類は洗濯し、たたんでから発送するのがマナーとされている

「送料無料」と思い込んで送ってしまい、着払いを理由に返送されてしまうトラブルも紹介されているため、発送前に必ず団体の公式サイトで最新の受け入れ条件を確認しましょう。

また、廃棄物として処分するはずのものを「無許可の回収業者」に渡してしまうトラブルも報告されています。環境省は、家庭ごみの回収には市区町村の一般廃棄物処理業許可(または委託)が必要であり、産業廃棄物処理業の許可や古物商許可だけでは家庭からの回収はできないと注意を呼びかけています。無料回収を掲げるトラックなどを利用する際は、許可の有無を確認することをおすすめします。

品目別・手放し方の目安

品目

向いている方法の例

衣類・タオル

寄付団体、フリマアプリ、自治体の資源回収

家具

自治体のリユース制度、出張買取、粗大ごみ

家電(4品目:テレビ・エアコン・冷蔵庫冷凍庫・洗濯機)

家電リサイクル法に基づく引き取り、買取(状態が良い場合)

本・おもちゃ・ベビー用品

フリマアプリ、リユースショップ、自治体の子育て支援リユース

家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機)は家電リサイクル法の対象で、自治体の通常の粗大ごみとしては出せません。購入した店舗や自治体が案内する引き取りルートを確認しましょう。

自治体もリユースを後押し:坂戸市の取り組み

不用品の行き先に迷ったら、まずはお住まいの自治体の取り組みを調べてみるのもひとつの方法です。

Next Earthの拠点がある埼玉県坂戸市では「リユース推進のまち さかど」として、UR都市機構と連携したリユース家具の展示販売(東坂戸団地内、開所日は火曜午後・土曜など)や、子育て世帯支援のリユース事業、地域情報サイトと連携した「ジモティースポット坂戸」の開設などを進めています。2026年2月には新たに学生服のリユース事業もスタートしました。

坂戸市に限らず、家具や学生服、ベビー用品のリユース棚・リユース市を設けている自治体は増えています。お住まいの市区町村のホームページで「リユース」「家具リユース」などのキーワードで調べてみると、思わぬ選択肢が見つかることがあります。

寄付金控除は受けられる?

「モノを寄付したら税金の控除が受けられるのでは」と考える方もいますが、国税庁の説明によると、個人の寄付金控除(所得控除)は、国や地方公共団体、認定NPO法人、特定公益増進法人などに対する「特定寄附金」の支出が対象です。一般的に、個人が衣類などの現物を民間の支援団体やリユース団体へ寄付しても、金銭による特定寄附金と同じ扱いで控除を受けられるとは限らないとされています。控除の可否は寄付先の団体の性質やケースによって異なるため、控除を前提に考えている場合は、事前に寄付先の団体や税務署・国税庁に確認することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 汚れたり壊れたりしているものでも寄付できますか? A. 多くの寄付団体では、汚れ・シミ・破損があるものの受け入れを断っています。状態が悪いものは寄付ではなく、リサイクルや粗大ごみとしての処分を検討したほうがスムーズな場合があります。

Q. 寄付とフリマアプリ、どちらがよいですか? A. 手元に収入を得たい場合はフリマアプリや買取、手間をかけずに手放したい・誰かの役に立てたいという場合は寄付が向いています。品物の状態や量、かけられる時間によって選ぶとよいでしょう。

Q. 家具や家電もリユースに出せますか? A. 状態が良ければ出張買取や自治体のリユース展示販売の対象になることがあります。ただし家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫冷凍庫・洗濯機)は家電リサイクル法の対象のため、通常の粗大ごみには出せない点に注意が必要です。

Q. 送料はどれくらいかかりますか? A. 団体やサイズによって異なり、依頼者側の負担になることが多いとされています。具体的な金額は各団体・配送業者の公式情報で必ず確認してください。

Q. 無料回収をうたうトラックに家庭ごみを頼んでも大丈夫ですか? A. 家庭ごみの回収には市区町村の許可や委託が必要です。環境省も、許可のない回収業者の利用に注意するよう呼びかけています。回収を依頼する前に、許可の有無や自治体への確認をおすすめします。

Q. 量が多くて仕分けが大変なときはどうすればよいですか? A. 家じゅうの不用品が多く仕分けの手間が大きい場合は、不用品回収の専門業者に相談し、まとめて見積もりを取る方法もあります。リユースできるものと処分するものを一緒に整理してもらえることもあります。

まとめ

不用品を手放す方法は、捨てるだけではありません。寄付、フリマアプリ、買取、自治体のリユース制度など複数の選択肢を比較し、品物の状態や量、かけられる時間に合わせて選ぶことで、資源をムダにせず、必要としている人に届けられる可能性が広がります。一方で、寄付先ごとの受け入れ条件や送料、税制上の扱いは思い込みでトラブルになりやすい部分でもあるため、行動する前に公式情報での確認を習慣にしましょう。

自分で仕分けや発送、持ち込みをする時間や手間が取りづらいという方は、不用品回収の専門業者に相談するのもひとつの方法です。株式会社Next Earthでは、リサイクル輸出・買取のノウハウを生かし、まだ使えるものはできるだけリユース・リサイクルに回す不用品回収を行っています。ご自宅の片付けや遺品整理・生前整理で出た品物の仕分けも含めて、現地見積もり無料でご相談いただけます。詳しいサービス内容はサービス紹介ページ、お見積もりはお問い合わせページをご覧ください。

出典・参考

  • 環境省「意外と知らない『リユース』の世界」 https://policies.env.go.jp/recycle/circul/reuse/portal/index.html
  • 環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」 https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html
  • 国民生活センター「相談急増!フリマサービスでのトラブルにご注意」 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180222_1.html
  • 埼玉県「フリマアプリのトラブルに注意!-個人間取引は自己責任-」 https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/soudanjirei/170825.html
  • 国税庁 タックスアンサー No.1266「公益社団法人等に寄附をしたとき」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1266.htm
  • 坂戸市「リユース(再利用)家具等の展示販売」 https://www.city.sakado.lg.jp/soshiki/23/44694.html
  • 坂戸市「廃家電4品目の処分方法」 https://www.city.sakado.lg.jp/soshiki/65/1031.html
  • 株式会社Next Earth 公式サイト https://www.nextearth.site/

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法制度や自治体の制度は変更される場合があります。個別の判断が必要な場合は、各制度の窓口や専門家にご確認ください。